2020年02月26日
多様な生活が可能になり多様化著しい葬式と埋葬方法
人々の多様な生活が可能な社会になってくると希望通りの生き方の先にひとり一人、価値観の違いがはっきりしてきたようです。葬式の方法についても殆どが一般葬で多くの参列者の見送りを受けていたわけですが、少人数型の家族葬や通夜と告別式をまとめた一日葬が増えてきたわけです。
直葬も近年,希薄化した家族関係の中から現れてきた方法のようです。また、葬式方法の多様化と共に死後の世界についても自分好みの埋葬方法を親族や子供に伝えていく人が増えてきました。近年までは墓地の土中に遺骨を埋める埋骨や墓地内の納骨堂や納骨墓にあるカロートへの納骨が殆どでした。
ところが、最近、故人の希望で遺骨を粉々に砕いて海へ散骨したり、樹木の脇に他の人と一緒に埋骨する樹木葬や山奥深くの指定された森林に埋骨する森林葬に人気が出ているようです。こうした新しい埋葬方法は故人が生前の生活で周囲とのしがらみに悩み、苦しんだために死後の世界では自由奔放でいたいとの意思表示ではないかと捉えられています。
従って、最近は遺骨を墓地に埋葬するのが当たり前でなくなってきたといえます。更に、都市部にすむ住民にとって遠い故郷の先祖の墓参りが簡単でないことが悩みの種になっているようです。ところが、自宅近くに墓地を手に入れる困難さや墓地購入費用の高いこと等の問題もあり、むしろ、墓を持たない方が子や孫にとっても良いと考えるようになっているかもしれません。
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